専業主婦のお小遣いの相場はいくらだか知っていますか。
専業主婦で子どもがいるケースのお小遣い、衝撃の現実を知っていますか。
「働きたくないの~」なんて、言ってる場合じゃないかも。ですよ。
専業主婦のお小遣いの相場は1万4942円
2013年の博報堂の「子供を持つ既婚女性の就業形態と消費に関する調査結果」によると、1ヶ月あたりの専業主婦のお小遣いの平均は
1万4942円。
ちなみにフルタイムで働くママは、
2万6725円。
パート・アルバイトのママは、
1万5562円。
専業主婦は、働いていない分?やはり一番相場も低くなっています。
「@nifty」の「何でも調査隊」によると、30代以下の専業主婦のお小遣いは
5000円以下が64%と圧倒的に多数派。
1~2万円が16%。
2~3万円が22%。
3~4万円が5%。
というわけで、この調査からすれば、
平均が1万4942円といっても多くの専業主婦は5000円以下ってことになります。
別の視点から見てみましょう。
主婦のお小遣いの年間金額は、世帯年収の2~3%とも言われていて、日本のサラリーマン(男性)の平均年収は
511万円(平成25年分 国税庁)だから、
その平均値の511万円から計算すれば、2~3%だと
年間約10~15万円。
…がしかし!
ここが統計のからくりでして、平均っていうものはものすごく高い人が少しでもいれば、大多数が低くても「平均値」は上がります。
実際の男性の年収は500万円以下の人がなんと全体の60%!
うち43%は400万円以下です。ってことは、
お小遣いの年間総額は10万円以下の人が60%で、43%は年間8万円、つまり月に6700円以下!
ってことで、「30代以下の専業主婦のお小遣いは64%が5000円以下」っていうのが、一番現実に近い「相場」と言えるのではないでしょうか。
ちなみに!
新生銀行の調査によると、
2015年のサラリーマンの平均お小遣いは37,000円となんと1979年の調査開始以来、2番目に少ない金額なんです。
働いている夫のお小遣いがその状況ですから、仕事をしていない専業主婦のお小遣い云々は、ちょっと言えない状況と言えそうですね…。
専業主婦のお小遣い事情
ところが、専業主婦も
子供が生まれたら「お小遣いはなし」という回答が1位になっています。
子供にお金がかかる分、自分にはかけられない…というのが現実のようですね。
ちなみに私は地方に住んでいますから、都心部と比べると世帯収入は一般的に下がりますから、この辺はさらに切実です。
「ここ数年、自分の服は買っていない。」
「自分の服は、オークションで数百円。」
というママ友、結構います。マジで。専業主婦で子どもが生まれたら、お小遣い的にはかなり切実になってくるんです。
夫の年収をずっとアテにしていていい?
さて、最も平均的な専業主婦のお小遣いは月額5000円以下。
それも、子どもがいなくなれば、子どもにかかる費用が増えて、なくなってしまうのが平均的な「現実」です。
「私のお小遣い少ないな~。もっとアナタ、稼いでよ。」
っていったって、会社の給与ってもんはそう簡単には上がりません。
年功序列給もあるし、ボーナスは会社全体の業績によるものなので、旦那さん一人がどんなに頑張ったところでどうにかなるようなもんでもありません。
もうちょっと自分で使えるお金を増やしたい!と思ったら、自分でどうにかするしかないのです。
最後に
専業主婦のお小遣いの相場。
「ああ、こんなもんだよね。同じ、同じ!」でしたか?
「私、恵まれてるかも。」でしたか?
私は正直いうと、この相場からしたらかなり恵まれているほうなのです。
物欲も今はそんなにないし、田舎なので習い事なんてそもそも教室もあまりなく、お金がすごく必要なわけではありません。
しかし、
子どもがやりたいといったことを応援できるお金は用意しておきたいなとか、最近話題になっている「下流老人」の話など読むと、
少しでも余剰資金を老後にとっておきたいな、なんて思いもあり、在宅でどうにか稼げないか、と行動を変えたのです。
アリとキリギリスの童話ではないけれど、やっぱり体が動くうちにやるべきことをやっておかないと、ですからね。
お小遣いの少なさを嘆いている場合じゃなくて、手遅れにならないうちにいろいろ考えなくちゃ!ですよ。
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